病院で働く若いセラピストたちは,モヤモヤを抱えながら仕事をしています。
OTのサキは,みんなのことを考えようとしている
Nsのナミは,不平等を感じることがよくある
STのコトハは,クールに自由な社会を考えてる
PTのリクは,自分の自由意志を見極めようとする
SWのソウタは,格差社会の問題を解決したい
哲学カフェ「ヘンプ」のマスターの言葉が,そのモヤモヤの形を変えたり,別のモヤモヤを引き出したり,ちょっとスッキリさせたりします。
タイプAの悩み
正しい行為が何かわからない悩み
タイプBの悩み
正しい行為はわかっているのに,その行為をすることができない悩み
タイプCの悩み
自分が正しい行為は何かについて判断することができない立場におかれている悩み
とるべき行為について複数の選択肢があるにもかかわらず,そのどれを選択しても,最良とは考えられない状況で,何らかの行為を選択しなければならないとき,それは倫理的ディレンマの状況です。
悩まないより悩んだ方がいいです。
悩むのは,理由があるからです。
悩みに蓋をしてしまうと,状況が悪化する可能性があります。
悩みを解消し,状況を好転させるために,倫理学の知識を活用しましょう。