作業療法

2019年8月末に,医学書院から出版されます。作業療法の歴史を熱く話していたら本を出してくれました。PVはこちら

 1980年代後半(私がヘラヘラフラフラしていた20代)から,2000年代(教員になって勉強してることとやってることの辻褄合わせに苦戦した40代)になってから,作業療法は作業の力を認めて使えるようになってきました。

 私に話をしてくれた24人の作業療法士が,心に残る作業療法の物語を書きました。

 中高年作業療法士4人の座談会も面白いです。

作業療法のプロセスを説明するために,「ローマの休日」の場面を使いました。写真を眺めるだけでも楽しいです。映画を視聴できます。パート1パート2

 

 作業療法介入プロセスモデル(OTIPM)などのプロセスモデルの他に,意図的関係性モデル(IRM)のことも書きました。

カナダモデルで読み解く作業療法

・作業療法の人間観を示す 「作業遂行と結び付きのカナダモデル(Canadian Model of Occupational Performance and Engagement, CMOP-E)」

・作業療法のプロセスを示す「カナダ実践プロセス枠組み(Canadian Practice Process Framework,CPPF)」

・作業療法士がもつべき技能を示す「クライエント中心の可能化のカナダモデル(Canadian Model of Client-Centred Enablement, CMCE)」

・作業ができるようになる条件を示す「可能化の基盤(Enablement Foundation)」

・作業療法の評価と成果を示すために使う「カナダ作業遂行測定(COPM)」

この本を読めばわかるはず。