リスニングアワーで大切にしていることは,私たち一人一人が日常で経験するパーソナルストーリーの中には,宝物のようなプレゼントがあるということです。
語られたストーリーには,景色があり,思いがあります。知らない人の知らないストーリーを聞きながら,自分の忘れていたストーリーが蘇ります。
ガイド1名,参加者4~6名,約1時間で行います。
オンラインあるいは,円形に座って行います。
語られるストーリーは,プレイバックシアターのテラーが語るストーリーと同様に,個人の経験です。
ガイドは,参加者がイメージを共有しやすいように,ストーリーを語りやすいようにします。
参加者がストーリーを語り終わった後に,ストーリーの情景をみんなで共有できるように,場面を振り返る語り(リプリーズ)をします。
リスニングアワーガイドの基本的な知識とスキルを学ぶオンラインコースがあります。
1か月間,自分のペースで学修します。
開始時と終了時,2回のオンライン会議に参加する必要があります。受講費は28,000円です。
1.ガイドが始めます。
2.参加者が簡単な自己紹介をします。
3.少しからだを動かして,気分をほぐします。
4.心に浮かんだイメージや気持ちを短く話します。
5.ふと浮かんだことや,長年忘れていたこと,参加者が自分のストーリーを話します。
6.ガイドが,みんなのストーリーを振り返ります。これをリプリーズといいます。
7.これまでの時間で感じたことを短く話します。
ニューヨークにジョナサン・フォックスという人がいます。40年以上前から,この人たちは,パーソナルストーリーを即興で演じるプレイバックシアターを始めていました。2020年,感染症が広まり,みんなで劇をすることができなくなりました。そこでジョナサンは,オンラインでパーソナルストーリーをシェアできる方法を考えました。友人たちと話を聞き合う時間がとても良いと思ったジョナサンは,この方法にリスニングアワーという名前をつけました。そしてプレイバックシアターをしている世界の仲間たちに声をかけました。私を含めて4人の日本人がこれに応じました。オンラインでやり方を教わったり,リスニングアワーの参加者になったりしました。そのうちに,ガイドになるためのトレーニングが始まりました。そして2021年には,ガイドになりたい人のためのメニューも作られました。現在日本には20人以上のガイドがいます。オンラインで気軽に1時間,リスニングアワーに参加することで,リラックスしたり,癒されたり,ほんわかしたりするでしょう。
2024.12 認定プラクティショナーコース開催
2024.10 認定プラクティショナーコース開催
2023.10 認定プラクティショナーコース開催2023.5.21 第3回LHフェスティバルでワークショップ「プロフェッショナルアイデンティティとリスニングアワー」担当
2022.7 認定プラクティショナーコース開催
2021.12 リプリーズコース参加
2021.11 第26回日本作業療法教育学会で報告
2021.9 第55回日本作業療法学会で実践報告
2021.8 認定プラクティショナーコース開催
2021.6 リスニングメソッド研究会設立
2021.5 LH国際イベント参加
2021.4 認定トレーナーコース修了
2020.? ガイド交流会「Milk & Cookies」参加
2020.5 ガイドになる
2024.11 LHウィーク冬 参加
2024.9 うつ病作業療法研究会でLHのセミナー開催
2024.6 LHウィーク春 参加
2023.11 LHウィーク秋 参加
2023.5 LHウィーク春 参加
2022.11-12 県立広島病院コメディカル中堅職員研修
2022.10 LHウィーク秋 企画,参加
2022.5 LHウィーク春 参加
2021.10 LHウィーク秋を企画,参加
2021.7 & 10 公開講座の一部としてLHセッション開催
2021.6 臨床実習セミナーの一部として学生対象のLHセッション開始
2021.6 作業療法教育学会会員対象に「ノンクリティカルリスニングのススメ」として複数回参加セッション開催
2020.11 県立広島病院コメディカル中堅職員研修
2020.9〜 小森亜紀さんと月2回,OTのためのLH開催
2020.7〜2021.8 日本人ガイド4名と交替で「つきいちLH」開催
2020.5〜 プレイバック仲間や学生対象の単発セッション開催